淡路島の海に何かが・・・

   


淡路島は平和です。

 

今日も一日平和に過ごせる。

 

と思っていたら・・・。

 

 

淡路島の海上に突如、謎の物体が現れました!!

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何だこれは・・・!?

淡路島民は未だかつて見たことのない物体に怯えております(笑)

しかし!

よ~く拡大してみると・・・

 

 

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ん、風車のようなものをつくっていますね・・・。

 

実はこれ、「洋上風力発電」という海に浮かべる風力発電なんですね。

 

淡路島民、安心しました!!

 

現在、淡路島洲本市の海上で建設中です。

日本ではまだ数が少ないので、あまり見る機会はありません。

ということで

 

今回は洋上風力発電について簡単に調べてみました。

 

洋上風力発電とは

洋上風力発電、またはオフショア風力発電(Offshore wind power) とは、主に海洋上における風力発電のこと。

洋上では陸上に比べてより大きな風力が得られるため、風力発電所を洋上に建造した場合、より大きな電力が供給できると考えられている。

Wikipedia より

 

こんなものがあったんですね!

世界中でも普及しているのはほぼヨーロッパのみだそうです。

 

ではなぜわざわざ海に浮かべる必要があるのでしょうか?

メリット・デメリットなどの特徴は何でしょうか?

調べてみました。

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まずは陸上にある通常の風力発電の特徴を書いていきます。

風力発電

メリット

①発電時に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しない

②太陽光と違い、夜間でも発電が可能

③「風」という自然の力を利用するため、無尽蔵にエネルギー供給が可能

デメリット

①風が弱い時は発電量が激減する

②逆に台風などの強風の場合は壊れるリスクがある=設置場所が限られる

③騒音の問題で設備の設置場所が限られる

 

続いて洋上風力発電の特徴です。

洋上風力発電

メリット

①発電時に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しない

②太陽光と違い、夜間でも発電が可能

③同じく風の力を利用するが、陸上より海上の方が風が強いのでより多くのエネルギー供給が可能

日本の海洋面積は国土面積の12倍=設置場所に困らない

台風等の強風時もある程度は風に合わせて浮かぶため、壊れるリスクは低い

デメリット

①陸上に比べて建設コストが高い

②海上にあるため、メンテナンスが難しい

 

なるほど。

風力発電のデメリットを補える画期的な発電システムだということがわかりました。

ただ、普及させるには課題もまだまだあるようですね。

 

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今回、淡路島の洲本市沖で建設しているのは、あるプロジェクトの一環のようです。

それがこちら

福島浮体式洋上風力発電実証プロジェクト(FukushimaFORWARD)

浮体式洋上風力発電のビジネスモデルを確立し、大規模浮体式洋上風力ウィンドファームの事業展開を実現することに大きく寄与するものと考えています。更に、世界で初めての浮体式洋上ウィンドファームのノウハウを蓄積し、海外プロジェクトに展開することによって、日本の主要な輸出産業の一つに育成することにも繋がると考えています。
今回の実証研究事業の展開により、東日本大震災の被害からの復興に向けて、再生可能エネルギーを中心とした新たな産業の集積・雇用の創出を行い、福島が風車産業の一大集積地となることを目指しています。

 

完成したら、福島県の海へ運ぶようですね。

新たなエネルギー戦略としてこれからも注目したいところです。

 

ところで、これはアテーナ海月に何か関係があるのか?

 

あるんです。

 

当館はビジネスホテルです。

今回のプロジェクトでは様々な地域の企業が参加しています。

当然、出張で来られている方も多いですよね。

ということは・・・。

お察しのとおりです。(笑)

無事に工事が終わることを祈っております。


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